なつめ レシピ 『 秋鮭の茶碗蒸し 【霜降10月23日】 』
身体がじんわりぽかぽかに。胃腸が弱っている時にもおススメです。
晩秋 霜降(そうこう) 新暦10月23日頃
霜降とは霜降の字のとおり、霜が降りる季節です。気温がぐっと下がり、だんだんと冬が近づいてきます。
霜降・・・二十四節気の第十八。
鮭には内蔵を温め、脾と胃の働きを回復する作用があります。お腹の冷えから来る便秘、腹痛、消化不良にも効果的。
鮭の赤い色素であるアスタキサンチンには強い抗酸化作用があり、老化防止や生活習慣病の予防に優れた効果を発揮します。ぷるぷるの茶碗蒸しで温まりましょう。
材料と作り方
2人分 約15分
⚫︎水 200ml
⚫︎卵 2個
⚫︎白だし 大さじ2
⚫︎なつめチップ 大さじ1
生椎茸 2枚
ぎんなん 2個
秋鮭 1切れ
三つ葉 少々
1.秋鮭を4等分にカットし、椎茸は食べやすい大きさにカット、三つ葉は2cm幅ほどにカットする。
2.⚫︎卵を溶いて裏ごしする。⚫︎の材料を全て混ぜ合わせる。
3.秋鮭と椎茸を2つの器に等分して入れ、2の卵液を流し入れる。ぎんなんや三つ葉など彩りよく見えるように加える。
4. 深めの鍋に鍋底から3cm程の水を注ぎ、ふきんを巻いた蓋をして中火で加熱します。湯が沸いたら材料を入れた器を入れ、蓋をして弱火で5分蒸す。火を止めてさらに5分蒸らして完成。蒸し器がある方は蒸し器をご利用下さい。
※レシピに使用しているなつめチップを詳しくご紹介しています。→【無添加のフリーズドライなつめ】
<食材の薬膳効能>
・秋鮭(鮭):性味/甘.温 帰経/脾胃
効能/補気.補血.温中.理気.滑腸.活血(貧血.肌荒れ.胃腸虚弱.無力/血栓予防)
・椎茸:性味/甘.平 帰経/胃肝
効能/補気.托透疹(気虚.高血圧/血中脂質低下.がん予防)
※エリタデニン(動脈硬化予防)
・ぎんなん(銀杏):性味/甘苦渋 帰経/肺腎
効能/潤肺.補気.止帯.縮尿(から咳.帯下.夢精.小便白濁)
・卵(鶏卵参照):甘.平 帰経/肺脾胃心肝腎
効能/滋陰.潤燥.補血.安胎(貧血.口渇/体力回復.胎児安定)
・三つ葉:性味/甘.微涼 帰経/肝脾胃
効能/補気.硫通.化瘀(/食欲増進)
☆レシピ・文章・撮影協力
薬膳コーディネーター 柳瀬 文恵
薬膳効能加筆 なつめいろ
食材選びからテーブルコーディネートまでこだわりが詰まったお菓子教室を主宰しています。
ランチタイムには、身体に優しいおかずレシピも提供していますので、
バランスの取れた食生活を取り入れ、
心と身体ともに健康的な暮らしを目指しましょう。
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