
なつめ レシピ 『 ゴーヤ と なつめ の冷やし中華 』
今の季節にぴったり!ゴーヤを使った夏バテ予防の薬膳レシピ
晩夏 小暑(しょうしょ) 新暦7月6日頃
2025年は7月7日から7月21日まで。
小暑・・・二十四節気の第十一。
小暑(しょうしょ)の時期は、夏の暑さが本格化し、体力を消耗しやすい時期です。
薬膳では、体内の熱を冷まし、水分を補給し、不足しがちな「気」や「血」を補う食材を摂ることが推奨されます。具体的には、夏野菜、苦味のある食材、ハーブなどを活用し、心身のバランスを整える食事を心がけましょう。
夏と言えばゴーヤの季節。夏のほてりを鎮める作用があり、ビタミンCやカリウム、カルシウム、マグネシウムなどの栄養素を豊富に含みます。
ゴーヤの苦味も存分に楽しめる簡単レシピです。市販の冷やし中華麺で手軽にお試しくださいませ。

※小暑の薬膳のポイント:
-
・清熱解暑(せいねつげしょう):体の熱を冷ます食材を摂る。
-
例:ゴーヤー、きゅうり、トマト、スイカ、レタス、緑茶、ミント
-
-
・益気養陰(えききよういん):気と水分を補う。
- 例:鶏肉、豚肉、豆腐、豆類、ハトムギ、なつめ、蓮の実、緑豆
- 例:鶏肉、豚肉、豆腐、豆類、ハトムギ、なつめ、蓮の実、緑豆
-
-
・健脾利湿(けんぴりしつ):脾(胃腸)を丈夫にし、体内の余分な水分を排出する。
- 例:ハトムギ、小豆、緑豆、トウモロコシのひげ
-
・安神(あんじん):心を落ち着かせ、精神的なバランスを保つ。
- 例:蓮の実、竜眼、なつめ
※なつめとハトムギがミックスされた商品がございます。→ 【なつめいろのおやつ「甘くないグラノーラ」】
材料と作り方
約2人分 約10分
ゴーヤ 1本
塩 小さじ1/2
ごま油 大さじ1
すりごま 大さじ1
大葉 2枚
冷やし中華(タレ付き) 2人前
なつめの実 2個
プチトマト 6個
1. 鍋に湯を沸かし中華麺を茹でる。茹でたら冷水で冷ます。2. プチトマトを半分にカットし、大葉は千切りにする。ゴーヤは両端を切り落とし縦半分にカットする。スプーンなどでワタを取り出し薄くスライスする。ボウルに入れたら塩をまぶし軽く混ぜて5分程放置する。
3. 2のゴーヤから出た水分を絞り、冷やし中華のタレとすりごま、大葉、ごま油を加えてよく混ぜ合わせる。最後に、半分にカットして種を取ったなつめの実を加えて軽く混ぜる。
4. お皿に1の麺を盛り付け、3のゴーヤとタレをかけてトマトを盛り付けたら完成。
レシピに使用している韓国産なつめ →【なつめの実】 もちろんウイグル産でもOKです。
<食材の薬膳効能>
・ゴーヤ(苦瓜): 性味/苦.寒 帰経/心脾胃
効能/解暑.明目.解毒(暑気あたり.発熱.下痢.目の疲れ)
・大葉(紫蘇参照):性味/辛.温 帰経/肺脾
効能/解表.散寒.行気.和胃.解毒(感冒.嘔吐.胃の不快感.腹の冷え・痛み.のどの詰まり感/解魚毒)
※シソアルデヒドは香り成分
※β-カロテン、Caは緑黄色野菜の中で一番多い
・プチトマト(トマト参照):性味/甘酸.微寒 帰経/肝脾胃
効能/生津.止渇.涼血.平肝.健胃.消食.解暑(口渇.高血圧.食欲不振.煩渇/体力回復)
※ケルセチン、ピラジン(血液サラサラ効果)
・棗:性味/甘.平(生薬としては温) 帰経/脾胃
効能/健脾.和中.補気.補血(疲労.食欲不振)
●なつめいろからのお知らせです。
★7月お茶会とPOPUPSHOPオープンのお知らせ(銀座)⇒ 詳しくはこちら
☆レシピ・撮影協力
薬膳コーディネーター 柳瀬 文恵
Instagram→yana_cafe
★コラム文章・薬膳効能加筆 なつめいろ
なつめいろInstagram→natsumeiro
-