なつめ レシピ 『 春キャベツ と たけのこ のソテー 』
体が重い、だるいと感じた時に。たけのこをメインに使った、春を感じさせてくれるレシピです。
晩春 清明(せいめい) 新暦4月5日頃
2024年は4月4日から4月18日まで。
清明・・・二十四節気の第五。
清明は、草木が芽吹き始めるなど、すべての命が、いきいきと輝きだす季節です。
この時期は、空は青く澄み渡り、爽やかな風が吹く頃です。
そして、春といえばたけのこ。体にこもった熱を取り除き水分の代謝を促す作用があります。
また、春キャベツも旬を迎える季節。キャベツは五臓の機能を調節し回復させます。特に腎への作用が強く、子供の成長促進、アンチエイジングにも効果が期待出来ます。
材料と作り方
2人分 約10分
たけのこ(下処理済み) 約150g
春キャベツ 約3枚
油 大さじ2
醤油 大さじ1
なつめチップ 少々
1.水洗いした春キャベツとたけのこを食べやすい大きさにカットし、キッチンペーパーで水分を拭き取る。
2.フライパンに油を回し入れ中火にかける。焼き色が付くまでたけのこの両面を焼く。春キャベツを加えて混ぜ合わせたら、葢をし弱火で5分程蒸し焼きにする。キャベツがしんなりしてきたら火を止めて醤油を回し入れる。
3.器に盛り付け、なつめチップを散らしたら完成。
※レシピに使用しているなつめチップを詳しくご紹介しています。→【無添加のフリーズドライなつめ】
<食材の薬膳効能>
・たけのこ:性味/甘.寒 帰経/胃大腸
効能/清熱.化痰.通便.解毒.透疹(胸腹不快.咳.便秘.麻疹)
※注意:脾虚者(胃腸が弱い方)
・キャベツ:性味/甘.平 帰経/肝胃腎
効能/健胃.補五臓.化湿.補腎.清熱.強筋骨(胃腸虚弱.胃もたれ/抗潰瘍)
※VU(キャベジン)は胃の粘膜を修復するたんぱく質の合成を促進する
※VUは淡色野菜の中では一番多い
2024年は4月16日 (火) ~5月4日 (土)が春の土用です。春は環境の変化がある方も多く、それゆえに胃腸に影響を及ぼす方も多いでしょう。偶然か新キャベツの時期ですので、食卓での出番を増やしてみてはいかがでしょうか。
☆レシピ・文章・撮影協力
薬膳コーディネーター 柳瀬 文恵
薬膳効能加筆 なつめいろ
食材選びからテーブルコーディネートまでこだわりが詰まったお菓子教室を主宰しています。
ランチタイムには、身体に優しいおかずレシピも提供していますので、
バランスの取れた食生活を取り入れ、
心と身体ともに健康的な暮らしを目指しましょう。
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