なつめチップを使ったレシピ

なつめチップはそのまま食べても美味しいけれど、簡単にいろんな取入れ方が楽しめるのもなつめチップの良いところです。

なつめ レシピ 薬膳おやつ 『 桃 のコンポート 』

なつめ レシピ 薬膳おやつ 『 桃 のコンポート 』

便秘健脾夏バテ活血温中潤肺理気疲労回復美肌補気

長引く残暑に、桃のやさしさを

初秋 処暑(しょしょ) 新暦8月23日頃

2025年は8月23日から9月6日まで。

処暑・・・二十四節気の第十四。

暦の上では「処暑」を迎え、秋の気配が訪れるはずの頃。けれど今年は、9月に入ってもなお厳しい残暑が続く予報です。朝晩は少し涼しくなってきたものの、日中は真夏のような暑さ。気温差に振り回され、体も心も季節の変化についていくのが難しくなっています。

処暑は「夏の終わり」ではなく「秋への入口」。この時期に体を整えておくことで、秋の乾燥や風邪に負けない体づくりができます。

そんな時期こそ、食の力で整える養生が大切です。今回は、薬膳の知恵を取り入れた「桃のコンポート」をご紹介します。

桃は古来より「邪気を祓い、不老長寿をもたらす果物」として中国でも日本でも親しまれてきました。処暑の頃に実る桃は、まさに「季節の節目を守る果物」と言えるかもしれません。

桃は夏が旬の果物ですが、体を温める作用があるのが特徴です。気血を補い、疲労回復や夏バテ予防にも。

潤いを与える働きもあるため、腸を整え、便秘や肌荒れの改善にも効果が期待できます。冷房や気温差で乱れがちな体の水分バランスを整えるのにも役立ち、乾燥し始める秋口にぴったりの果物です。

ほんのり香るクローブが、蒸し暑い季節でも食欲をそっと後押ししてくれます。さらに、白ワインを加えることで温性がプラスされ、夏の疲れで弱った胃腸をやさしくいたわってくれます。(コンポートにすることで、消化しやすくなります。)

※レシピではクローブを使用していますが、シナモンや陳皮を加えれば、胃腸の働きを助け、香りで気の巡りもアップ。

まだまだ続く残暑を、桃のやさしさで乗り切りましょう。季節の変わり目こそ、食でリズムを整えるチャンスです。薬膳の力を借りて、秋への準備を始めてみませんか。

材料と作り方

約4人分 約30分(冷蔵庫で冷やす時間除く)

桃 2個

●水 450ml
●リキュールまたは白ワイン 50ml
●グラニュー糖 50g
●クローブ 3粒
●なつめチップ 大さじ1

1. 桃を洗い包丁を入れたらくるっと一周して半分にカットする。中央の種はくり抜き皮ごと6等分にくし切りにする。

2. 鍋に●の材料とカットした桃を入れて中火にかける。沸騰したら弱火にして10分から15分ほど煮る。途中アクは取り除く。

3. バットに移し粗熱が取れたら桃の皮を剥き冷蔵庫で冷やす。

※レシピに使用しているなつめチップを詳しくご紹介しています。→【無添加のフリーズドライなつめ

なつめチップは女性の味方。嬉しい栄養が沢山つまってます。

食材の薬膳効能

:性味/性味/甘酸.温 帰経/肺脾肝

 効能/生津.潤腸.活血.化瘀.消積.平喘.補気(口渇.便秘/体力回復)

・棗:性味/甘.平(生薬としては温) 帰経/脾胃

 効能/健脾.和中.補気.補血(疲労.食欲不振)

 

●なつめいろからのお知らせです。

★9、10月の出店のお知らせ(関西)⇒ 詳細はこちら

 

☆レシピ・コラム・撮影協力

薬膳コーディネーター 柳瀬 文恵

Instagram→yana_cafe

★コラム文章加筆・薬膳効能 なつめいろ

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