なつめ レシピ 『 焼き茄子風ねぎポン酢だれ 』
夏バテ解消!食欲増進!今食べたい、なすレシピ
初秋 白露(はくろ) 新暦9月7日頃
2024年は9月7日から9月21日まで。
白露・・・二十四節気の第十五。
秋の季語でもある、白露(はくろ)。日中の暑さも弱まり、本格的な夏が終わりを迎え、朝晩は涼しくなりそろそろ秋を感じる季節です。
白露の頃には秋の七草が咲き始めます。春の七草は、お正月の薬膳として食べられるのでなじみ深いですが、秋の七草はそれほど知られていないのではないでしょうか。残念ながら食べられませんが、秋の七草はその美しさを鑑賞して楽しむものです。
レシピで使用した茄子は、体にこもった熱を鎮め、むくみやのぼせを解消します。
薬膳では、なすは身体を冷やしやすい野菜とされていますが、じっくり焼いたりスパイスを加えたりすることで、その作用が和らぎます。
体を冷やす食材でもありますので、生姜やねぎなど、体を温める作用のある食材と一緒にとることで冷えを予防しましょう。
美味しくても食べすぎには注意です。
なす以外に、梨や白きくらげ、山芋、はと麦、れんこん、大根などの白い食材は、暑さと乾燥で弱った粘膜と肺に潤いを与え、咳などを予防する効果が期待できます。
夏から秋へ、移ろう季節を楽しみながら身体をいたわりましょう。
材料と作り方
3人分 約10分
茄子 3本
●ポン酢 大さじ3
●ごま油 小さじ1
●すりおろし生姜 小さじ2
ねぎ 1本
鰹節 たっぷり
なつめチップ 小さじ1
1.ピーラーで茄子の皮を剥く。包丁で茄子の片面に格子状の切れ目を入れて、1本ずつラップで包む。600wのレンジで5分加熱する。
2.ねぎを小口切りにする。小さめのボウルに●を加えてよく混ぜ合わせたら、ねぎを加える。
3.器に1の茄子を並べて上から2のねぎポン酢だれを回しかける。鰹節を乗せてなつめチップを散らしたら完成。茄子が熱いうちに召し上がっても、一晩冷蔵庫で味を染み込ませてもどちらもおすすめです。
※レシピに使用しているなつめチップを詳しくご紹介しています。→【無添加のフリーズドライなつめ】
<食材の薬膳効能>
・なす:性味/甘.涼 帰経/脾胃大腸
効能/清熱.活血.利水.消腫.健脾.和胃(煩熱.血便.小便不利.むくみ.食欲不振.胃の不快感/血行促進)
※ナスニンは紫色素(コレステロール低下)
・生姜:性味/辛.温 帰経/脾胃肺
効能/化痰.止咳.解表.散寒.健脾.解毒.温中.止嘔(風寒感冒.嘔吐.冷えによる下痢.食欲不振.乗り物酔い.つわり)
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☆レシピ・文章・撮影協力
薬膳コーディネーター 柳瀬 文恵
薬膳効能加筆 なつめいろ
食材選びからテーブルコーディネートまでこだわりが詰まったお菓子教室を主宰しています。
ランチタイムには、身体に優しいおかずレシピも提供していますので、
バランスの取れた食生活を取り入れ、
心と身体ともに健康的な暮らしを目指しましょう。
Instagram→yana_cafe
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