なつめ レシピ 『 梨と黒胡椒のコンポートティー(梨茶) 』
身体を潤し、喉の痛みや空咳に効果的。簡単 秋の薬膳茶のご紹介です。
韓国伝統茶、梨茶をイメージした甘いデザートティー。温めても冷やしても美味しい!
爽やかな梨の甘さに生姜と黒胡椒がピリッとアクセントになるアレンジティーです。
空気の乾燥が気になる秋に旬を迎える梨は、体を潤す作用が高い果物です。喉の痛みや渇き、炎症などの改善に効果的。また、肺を潤すので、肌にも潤いを与えることになり、美肌への期待もできます。
体を温めるスパイス”生姜と胡椒”の組合せは風邪予防にも良いとされていますよ。
※梨を食べる時は胡椒は外して召し上がってください。 ※冷えが気になる方、梨は涼性ですので、温かい状態で召し上がることをおすすめします。
夏の(6月ごろの梅雨~9月ごろの残暑の間にたまる)疲れをケアして冬に備えましょう。
材料と作り方
3-4人分
約25分(冷やす場合は約2時間)
梨 1個
黒粒胡椒 24粒(少なくても可)
水 500ml
長野県産なつめ茶 5g
きび砂糖 大さじ2
生姜スライス 3枚
1.梨の皮を剥いて、8等分のくし切りにする。梨の側面に黒胡椒を3粒ずつしっかりと埋め込む。
2.鍋に水500mlを沸かし、なつめ茶(出汁もしくはお茶パックに入れておいたもの)と、生姜を加えて沸騰したら弱火で10分程煮る。きび砂糖を加えて溶かしたら梨を加えて、さらに弱火で10分程煮る。
3.温かいままでも美味しいお茶になります。冷やす場合は粗熱が取れたら茶葉を取り出し冷蔵庫で冷やす。器に盛り付け完成。
※レシピで使用している茶葉について詳しくお知りになりたい方は→【 国産(長野県) なつめのお茶 】
<食材の薬膳効能>
・梨:性味/甘微炭.涼 帰経/肺胃
効能/生津.潤肺.清熱.化痰.止咳.生肌.解酒毒(口渇.痰の多い咳.煩渇.声がれ.喉や胸のつかえ.二日酔い.咽喉疼痛.疲労/利尿)
※90%は水分
・生姜:性味/辛.温 帰経/脾胃肺
効能/化痰.止咳.解表.散寒.健脾.解毒.温中.止嘔(風寒感冒.嘔吐.冷えによる下痢.食欲不振.乗り物酔い.つわり
・こしょう:性味/辛.熱 帰経/胃大腸
効能/温中.散寒.降気.化痰.解毒.和胃(腹の冷え・痛み.吐き気/食欲増進)
☆レシピ・文章・撮影協力
薬膳コーディネーター 柳瀬 文恵
薬膳効能加筆 なつめいろ
食材選びからテーブルコーディネートまでこだわりが詰まったお菓子教室を主宰しています。
ランチタイムには、身体に優しいおかずレシピも提供していますので、
バランスの取れた食生活を取り入れ、
心と身体ともに健康的な暮らしを目指しましょう。
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