なつめチップを使ったレシピ

なつめチップはそのまま食べても美味しいけれど、簡単にいろんな取入れ方が楽しめるのもなつめチップの良いところです。

なつめ レシピ  『 春キャベツのひとくちシュウマイ 』

なつめ レシピ 『 春キャベツのひとくちシュウマイ 』

消化不良胃もたれ胃腸補気補血

春キャベツの甘さを味わう、ひとくちシュウマイ

初春 啓蟄(けいちつ) 新暦3月5日頃

2026年は3月5日から3月19日まで。

啓蟄・・・二十四節気の第三。


3月の初め、冷たい空気の中に少しだけ春の匂いが混じるようになります。
二十四節気の啓蟄は「虫が動き出す頃」といわれ、冬のあいだ眠っていたものがゆっくりと目を覚まし、季節が確かに前へ進み始める時期です。同時に冬は体内を温めようとする内に向けての力が、外に放たれていきます。

さて、店頭に春の野菜が並び始めましたね。そのうちの一つ「春キャベツ」は、朝露をたっぷり含んで育つため葉がやわらかく、水分を抱えたままふんわりとしています。蒸すだけで甘さが立ち上がるのは、その瑞々しさのおかげです。

キャベツは胃の働きを助け、胃もたれや消化不良、ゲップなどの不調を軽くしてくれる食材として知られ、春に弱りやすい胃腸の調子を整えるに役立つことでしょう。また五臓を補う作用の中でも特に“腎”を支える力が期待されています。まだまだ寒さが残る3月ですので、寒さに弱い腎を守るのにも役立ちます。年齢問わず子どもから疲れが抜けにくい大人まで、幅広く役立つ存在です。

さて今回の1品は、キャベツに春の臓「肝」に必要な血を補う「なつめ」「豚肉」を合わせました。

ジューシーな豚肉、なつめチップのほのかな甘み、そして春キャベツの優しい旨みが食欲を自然と前へと進ませてくれます。虚弱体質の方や疲れやすい人にも取り入れやすい組み合わせです。

3月から5月頃が旬の春キャベツを使った、季節の力をまるごと味わえるシュウマイ。春の体を整える一皿として、食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。

キャベツ:健胃補五臓でからだをやわらかく整える

キャベツは、淡い緑の葉にやさしい甘みを宿した野菜。薬膳では「健胃・補五臓・化湿・補腎・清熱・強筋骨」の働きを持ち、胃腸の弱りや胃もたれ、湿気による重だるさを整えてくれます。とくに胃の粘膜を守る成分(VU)が豊富で、消化器の疲れを感じる時に心強い存在です。

生でも加熱でも味わい深く、蒸したり煮込んだりすると甘みがふわりと広がり、からだにすっと染み込むようなやさしい滋味に。春先のデトックスや、食べ疲れ・飲み疲れを感じる時に取り入れると、内側から軽やかさが戻ってくるようです。

豚肉:滋陰補気でしなやかな力を育む

豚肉は、まろやかな甘みとコクを持つ食材。薬膳では「滋陰・補気・補血・補腎」の働きがあり、乾いたから咳や便秘、体力の落ち込みをやさしく支えてくれます。陰と気と血を同時に補うため、疲れが抜けにくい時や、季節の変わり目で消耗しやすい時にぴったりです。

炒め物やスープ、煮込みなど調理の幅が広く、どんな料理にも自然に溶け込みます。旨味がしっかりしているため、野菜と合わせると互いの味を引き立て、からだにじんわりと力が満ちるような満足感に。日々の食卓に取り入れることで、静かで確かな活力を育んでくれます。

棗(なつめ):健脾補気で心身をふんわり包む

棗は、やさしい甘みと深い滋味を持つ果実。「健脾・和中・補気・補血」の働きがあり、疲労や食欲不振、気力の低下をそっと支えてくれます。脾胃を養い、気血を補うことで、心のざわつきやからだの弱りをふんわりと包み込むような存在です。

煮込み料理や薬膳スープに加えると、素材の旨味を引き立てながら、奥行きのある甘みが広がります。忙しさで気が乱れやすい時や、季節の変わり目で体調を崩しやすい時に取り入れると、内側からじんわりと温かさと安らぎが満ちてくるようです。

 

材料と作り方

16個分/約15分


【材料】
・キャベツ 3枚
・塩麹 小さじ1
・なつめチップ 大さじ1
・豚ひき肉 200g
・鶏がらスープの素 小さじ1
・生姜チューブ 約2cm
・ごま油 大さじ1


 【作り方】
1. キャベツを洗い、芯と葉に分ける。葉は千切りにし、塩麹と砕いたなつめチップを混ぜておく。芯はみじん切りにする。

2. ボウルに豚ひき肉、鶏がらスープの素、生姜、みじん切りにしたキャベツの芯を入れ、よくこねる。16等分に丸める。

3. 1 のキャベツがしんなりしたら水気をしっかり絞る。丸めた肉だねのまわりにキャベツをまとわせ、おにぎりのように丸く形を整える。仕上げに少量のなつめチップを上にのせると見た目がきれいです。

4. フライパンに並べ、弱めの中火にかける。ごま油を回し入れ、音がしてきたら蓋をして弱火にし、5分ほど蒸し焼きにする。

キャベツの甘さと豚肉の旨みに、なつめの香りが重なり、ひと口で春の軽さが広がります。


季節が変わるとき、体はゆっくりと新しいリズムに馴染んでいきます。春キャベツのやわらかな甘さは、その移り変わりを自然に受け止めてくれる味わいです。日々の食卓に、春の始まりを感じる一皿としてどうぞ。

※キャベツを皮がわりに使い、小麦の皮を使用しないので、グルテンフリーも実現できます。(ただし、使用する調味料の原材料は各自ご確認ください)

食材の薬膳効能

キャベツ:性味/甘.平 帰経/肝胃腎

 効能/健胃.補五臓.化湿.補腎.清熱.強筋骨(胃腸虚弱.胃もたれ/抗潰瘍)

 ※VU(キャベジン)は胃の粘膜を修復するたんぱく質の合成を促進する

 ※VUは淡色野菜の中では一番多い

・豚ひき肉(豚肉参照):性味/甘鹹.平 帰経/脾胃腎

 効能/滋陰.補気.補血.補腎(から咳.便秘/体力回復)

・棗:性味/甘.平(生薬としては温) 帰経/脾胃

 効能/健脾.和中.補気.補血(疲労.食欲不振)

 

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☆レシピ・コラム・撮影協力

薬膳コーディネーター 柳瀬 文恵

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★コラム文章加筆・薬膳効能 なつめいろ

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