なつめの実を使ったレシピ

美味しいなつめの実は、いろんな活用方法があります。

なつめ レシピ  薬膳おやつ『 すもも と なつめ のあんみつ 』

なつめ レシピ 薬膳おやつ『 すもも と なつめ のあんみつ 』

スィーツデザートほてりむくみ疲労回復

夏の不調を乗り切る食の知恵 「夏の薬膳おやつ」

晩夏 大暑(たいしょ) 新暦7月23日頃

2025年は7月22日から8月6日まで。

大暑・・・二十四節気の第十二。

一年で最も暑さが厳しくなる大暑。うだるような暑さが続き、体調を崩しやすい時期ですね。

冷たいものの摂りすぎや冷房による体の冷え、寝苦しさからの睡眠不足など、夏ならではの不調を感じている方も多いのではないでしょうか。

大暑の時期は、上昇した「気」が体内にこもりやすく、熱中症や食欲不振、消化器系の不調、だるさといった夏の症状が出やすくなります。このような不調を和らげ、夏を元気に乗り切るために、薬膳の知恵を取り入れてみませんか?

酸味を欲する季節に、すもも(プラム)のあんみつはいかがでしょうか。なつめと一緒にいただく冷たいおやつ。

見た目の涼やかさだけでなく、体のバランスを整える薬膳的な力も秘めたスイーツなんです。

すももは体にこもった熱を冷まします。水分代謝も促し、むくみや高血圧の改善、疲労回復にもおすすめです。

寒天は海藻が原材料ですので、余分な熱を取ってくれます。夏に適している食材です。そんな食材を組み合わせて、夏のおやつをお楽しみください。

 

~あんみつの由来~

  • あんみつは昭和5年(1930年)、東京・銀座の甘味処「若松」で誕生しました。

もともと存在していた「みつ豆」に、こしあんと黒蜜を加えたことで、贅沢なスイーツとして人気になりました。

その後、白玉やフルーツ、アイスクリームなどを加えたバリエーションが登場し、全国に広まりました。特に夏の風物詩として親しまれ、今では季節を問わず楽しめる定番の和菓子ですね。

  • 薬膳おやつとして、罪悪感なく甘いものを楽しめるのが魅力ですね。ただし冷やしすぎに注意!食後が熱いお茶でお腹を労わってあげてください。

 

材料と作り方

2人分 約1時間(寒天が固まる時間含む)

すもも 2個
寒天パウダー 2g
水 250ml
なつめの実 2個 ・・・ 細かくカットして混ぜてたべるのもいいですね。
ゆであずき 大さじ2
バニラアイス 適量

●黒糖シロップ 大さじ2

1. 鍋に水と寒天パウダーを入れて中火にかけたらよくかき混ぜる。沸騰したら弱火にして1分から2分ほど火にかける。

2. 火からおろし 1 の寒天液をバットに流す。粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。

3. 黒蜜は市販のものでOK。手作りする場合は鍋に【黒糖50gと水50g】を加えてよく混ぜる。沸騰したら5分程煮詰めると黒蜜の完成。

4. すももは種のまわりにぐるりと包丁で切れ込みを入れ、アボカドの種を取るときの要領で両手でひねって外す。包丁の刃先で種を取り除き皮を剥く。

5. 2 の寒天が固まったら、さいの目にカットする。器に寒天、すもも、ゆであずき、バニラアイス、なつめの実を乗せる。召し上がる際に黒蜜をかけて完成。

※レシピに使用しているウイグル産なつめ →【なつめの実 もちろん韓国産でもOKです。

食材の薬膳効能

すもも性味/甘酸.平 帰経/肝腎

 効能/清肝.清熱.生津.利水(ほてり.腹水.疲労.目の疲れ/老化防止)

・小豆:性味/甘酸.平 帰経/心小腸

 効能/利水.滲湿.清熱.解毒(胸水.腹水.下半身のむくみ.かゆみを伴う発疹)

・棗:性味/甘.平(生薬としては温) 帰経/脾胃

 効能/健脾.和中.補気.補血(疲労.食欲不振)

☆レシピ・撮影協力

薬膳コーディネーター 柳瀬 文恵

Instagram→yana_cafe

★コラム文章・薬膳効能加筆 なつめいろ

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