なつめ レシピ 『 里芋 と じゃこ の炊き込みご飯 』
この時期に養生することで、春にむけてエネルギーを溜め込むことが出来ますよ。
初冬 立冬(りっとう) 新暦11月7日頃
2024年は11月7日から11月21日まで。
立冬・・・二十四節気の第十九。
暦の上ではようやく冬が始まる立冬。
この時期は、寒さで新陳代謝が落ち、体内の気や血液も滞りがち。肩こりがひどくなったり、むくみ、冷え、高血圧、心臓の疾患が増える時期でもあります。
旬を迎えている里芋。里芋やさつまいもなど、土の中をぐんぐん育つ旬の根菜は生命力に溢れています。
里芋は胃腸の働きを高め、消化不良や便秘の解消に効果的。免疫力をアップしたり脳の老化を防ぐ効果も期待出来ます。
ホクホクの里芋が楽しめる炊き込みご飯は、おこげも楽しめる一品です。
材料と作り方
2合分 約30分(米の浸水時間除く)
米 2合
水 360ml
じゃこ 大さじ2
里芋 3または4個
なつめの実 4個
●醤油 大さじ2
●みりん 大さじ2
お好みの薬味(みょうが、木の芽など)
1. 米を洗い土鍋に米と水を加えて30分程浸水する。
2. 里芋の皮を剥いて食べやすい大きさにカットしよく洗う。
3. 1 に●の調味料加えて混ぜたら里芋となつめの実、じゃこを加える。蓋をして中火で炊き沸騰したら弱火で10分炊く。炊き上がったら10分蒸らす。炊飯器炊いてもOKです。
4. しゃもじでよく混ぜ合わせる。お椀によそいお好みの薬味を散らして完成。
※レシピに使用している慶山産なつめ →【なつめの実】
<食材の薬膳効能>
・里芋:性味/甘辛.平 帰経/脾胃
効能/解毒.消腫.和胃.調中.化痰.(便秘.下痢/消化促進.高血圧予防)
・じゃこ(しらす干し参照):性味/温.甘 帰経/脾肝腎心
効能/(元気不足.血行不良.目の疲れ.精神安定)
・棗:性味/甘.平(生薬としては温) 帰経/脾胃
効能/健脾.和中.補気.補血(疲労.食欲不振)
●なつめいろからのお知らせです。
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☆レシピ・文章・撮影協力
薬膳コーディネーター 柳瀬 文恵
薬膳効能加筆 なつめいろ
食材選びからテーブルコーディネートまでこだわりが詰まったお菓子教室を主宰しています。
ランチタイムには、身体に優しいおかずレシピも提供していますので、
バランスの取れた食生活を取り入れ、
心と身体ともに健康的な暮らしを目指しましょう。
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