なつめ レシピ 『 すりおろし 蓮根 と 生姜 のスープ 』
免疫力をアップさせ、エネルギーの満ちた身体に。
晩秋 霜降(そうこう) 新暦10月23日頃
2024年は10月23日から11月6日まで。
霜降・・・二十四節気の第十八。
霜降は冷え込みが強まり霜が降りる季節。
少しずつ気温が下がるため、手首や足首が冷えやすい時期です。早めの冷え対策や準備を心がけましょう。
過ごしやすい季節のうちに体を動かすのもおすすめです。
秋の味覚と冬の味覚が入り混じり、温かい料理が恋しくなるのもこの頃ですね。
今回使用した蓮根は、加熱したものは脾と胃の働きを高める作用があり、食欲不振や下痢の改善にも有効です。
生姜を加える事で体を温める作用も期待できます。
<秋の土用>
2024年は立冬11月7日から遡って18日間、10月20日から11月6日です。
ちょうどこの期間(霜降)は、土用期間。
まさに季節の変わり目でもありますので、寒暖差のある現在の冬は特に気をつけてくださいね。
材料と作り方
2人分 約10分
●蓮根 100g
●生姜 5g
●水 300ml
●なつめの実 2個
味噌 大さじ2
1. 蓮根と生姜を綺麗に洗ったら、皮ごとすりおろす。なつめの実は中央の種を取り除き3等分にカットする。
2. 鍋に ● の材料を全て入れて中火にかける。沸騰したら味噌を加えて味を整える。器に盛り付けて完成。お好みで素揚げした蓮根をトッピングしても美味しいです。
※レシピに使用しているウイグル産なつめ →【なつめの実】
<食材の薬膳効能>
・蓮根:加熱調理の場合
性味/甘.平 帰経/心脾胃
効能/健脾.開胃.止瀉.固精(吐き気.胃の不快感.下痢)
※れんこんは生食と加熱とで効能が分かれています。生食の場合は「寒」冷やす食材です。肺に熱を持った症状に清熱効果を発揮します。
・生姜:性味/辛.温 帰経/脾胃肺
効能/化痰.止咳.解表.散寒.健脾.解毒.温中.止嘔(風寒感冒.嘔吐.冷えによる下痢.食欲不振.乗り物酔い.つわり
・棗:性味/甘.平(生薬としては温) 帰経/脾胃
効能/健脾.和中.補気.補血(疲労.食欲不振)
☆レシピ・文章・撮影協力
薬膳コーディネーター 柳瀬 文恵
薬膳効能加筆 なつめいろ
食材選びからテーブルコーディネートまでこだわりが詰まったお菓子教室を主宰しています。
ランチタイムには、身体に優しいおかずレシピも提供していますので、
バランスの取れた食生活を取り入れ、
心と身体ともに健康的な暮らしを目指しましょう。
Instagram→yana_cafe
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