
なつめ レシピ 『 なつめ と 菜の花 のナムル 』
食材で楽しむ春の力「菜の花」
初春 立春(りっしゅん) 新暦2月4日頃
2026年は2月4日から2月18日まで。
立春・・・二十四節気の第一。
もうすぐ2月ですね。暦の上で春の始まりとされる立春を迎える時期です。
外の空気はまだ冷たく、朝の吐く息も白いままですが、
日差しのやわらぎや風の匂いに、季節がゆっくりと動き始めた気配が漂います。
冬と春が交差するこの微妙な変わり目は、毎年同じようでいて、少しずつ違う表情を見せてくれます。
立春の前日には節分があり、豆まきで邪気を祓い、新しい季節を清らかに迎える準備をします。節分で厄を祓い、翌日の立春で新しい季節の気を迎えるという流れが、昔からの養生観にもつながっています。
さらに2月には、五穀豊穣を祈る初午祭や、日頃使ってきた針に感謝を捧げる針供養など、季節を受け継ぐ行事が続きます。
梅の花がほころび始め、春の兆しを感じる梅見も楽しみのひとつです。
※立春は「冬から春へと身体が切り替わる時期」
その前に季節の変わり目である土用期間が18日間あります。棗が活躍する期間です。
巡りを整えるために取り入れたいおすすめ食材
菜の花・青梗菜・にら:血の巡りを助ける
たまねぎ・大根:滞りをゆるめる
にんじんをはじめとする根菜類:胃腸を整える
※酸味を少し取り入れることも、春の肝を整える助けになるとされています。
今回ご紹介する菜の花は、温性なのでまだまだ寒い季節にぴったりの食材です。菜の花はほろ苦さとやわらかな甘みが調和した、春を告げる代表的な野菜。苦味は巡りを整えて冬の滞りを流し、春のデトックスを助けるとされます。黄色い色味が華やかで立春の食卓に春の気配を運ぶ存在です。調理の幅も広く、おひたし・和え物・炒め物・パスタ・スープなど、和洋中どの料理にも自然に馴染みます。スープや雑炊に加えると、ほろ苦さが旨みを引き立て、春らしい香りがふわりと広がり、体をやさしく目覚めさせてくれます。
補肝理気で春の巡りを整える
薬膳では「補肝理気」の働きを持ち、冬の間に滞りがちな気の巡りを整え、春の不調をやわらげるとされています。ストレスによるイライラ、目の疲れ、季節の変わり目のだるさが気になる時に取り入れると、体の内側から軽やかさと活力をもたらしてくれます。
なつめ:補血安神で疲労回復
なつめは、薬膳で「補血安神」とされ、血を補い心を落ち着ける果実。疲労回復や風邪予防に役立ち、ほんのりとした自然な甘みが料理に深みを与えます。煮込み料理や薬膳スープに加えると、滋味が広がり、寒さでこわばった心身をふっと緩めてくれます。
材料と作り方
2-3人分 約5分
菜の花 約200g
なつめの実 3個
⚫︎ごま油 大さじ2
⚫︎醤油 小さじ1
⚫︎鶏がらスープの素 小さじ1
⚫︎すりごま 小さじ1
1. 鍋に湯を沸かし塩を少し加える。菜の花をよく洗い、沸騰したお湯に茎から入れて30秒ほど茹でる。その後全体を30秒ほど茹でてザルに引き上げる。冷水で冷まし水気を切る。
2. なつめの実を半分にカットし種を取り除く。大きめのボウルに ⚫︎ を全て入れてよく混ぜ合わせる。1の菜の花となつめの実を加えて和える。器に盛りつけ完成。


レシピに使用している韓国産なつめ →【なつめの実】 ウイグル産でもOKですが、長時間の調理は煮崩れしやすいです。

★節分メニュー、恵方巻におすすめですよ
菜の花となつめの実を使ったナムルは、恵方巻きの具材にアレンジしていただけます。
甘い卵焼き、シャキッとしたきゅうりなど、味の方向性が違うものが重なることで、一本の巻き寿司に奥行きが生まれます。
そこに菜の花ナムルを加えると、ほろ苦さがアクセントになり、全体の味を引き締めてくれるんです。彩りも鮮やかで、断面が一気に春らしくなるのも嬉しいポイント。
水気をしっかり絞っておけば、巻いたときにご飯が水分を吸わずに美味しく食べれます。ぜひ、変わり種の恵方巻きもお楽しみください。
以前にご紹介した「なつめご飯で作る春のちらし寿司」もご参考に。⇒ レシピはこちら




<食材の薬膳効能>
・菜の花:性味/辛.温 帰経/肝肺脾
効能/解毒.消腫.活血.化痰瘀(炎症.おでき.吹き出物/産後の回復)
・棗:性味/甘.平(生薬としては温) 帰経/脾胃
効能/健脾.和中.補気.補血(疲労.食欲不振)

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☆レシピ・コラム・撮影協力
薬膳コーディネーター 柳瀬 文恵
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★コラム文章加筆・薬膳効能 なつめいろ
なつめいろInstagram→natsumeiro

