なつめ レシピ 『 栗と舞茸のおこわ【寒露10月8日】 』
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秋冬の身体を養う食材を使った、一品でご馳走になる栗ときのこのおこわです。
晩秋 寒露(かんろ) 新暦10月8日頃
寒露とは冷たい露という意味ですが、確かに急に気温が下がり、冬が訪れる気配を感じます。
この時期の旬の食材「栗」。補気作用が強いと言われていますので夏の疲れが抜けない方におすすめです。
胃腸の働きを高めて気を補う栗は、血流を改善し、下痢を止める働きがあります。栗ともち米の組み合わせは、体の冷えや慢性的な下痢でお悩みの方におすすめです。
また、栗は老化防止効果があり、加齢が原因の足腰の衰えや頻尿、耳鳴りなどの改善にも効果的です。きのこ類も加えて、秋のおこわを楽しみましょう。
秋分が過ぎ、秋の夜長の季節到来。夏の疲れも取れ食欲が出てくる頃でもあります。秋冬に備えてエネルギーチャージしませんか。
寒露・・・二十四節気の第十七。
材料と作り方
2合分 約25分(栗の下処理時間含まず)
もち米 2合
水 360ml
栗 15個
舞茸 1/2パック
料理酒 大さじ1
みりん 大さじ1
醤油 大さじ1
ナツメチップ 大さじ1
塩 少々
1.栗は一晩浸水して鬼皮と薄皮を剥く。(むき栗を使ってもOK)舞茸は食べやすい大きさに手で割く。
2.もち米を洗い、水、全ての材料を土鍋に入れる。(炊飯器でも可)
3.弱火で火をかけ、沸騰したらさらに10分弱火にかける。火を止めたら10分蒸らし完成。
もち米だけだと重たいと思われる方は半分をうるち米にしてもおすすめです。
※トッピングに使用しているなつめチップを詳しくご紹介しています。→【無添加のフリーズドライなつめ】
<食材の薬膳効能>
・栗:性味/甘(微鹹).温 帰経/脾胃腎
効能/益胃.健脾.補腎.強筋.活血.止血.止咳.化痰.健脳(腰膝の衰え.気管支炎.(冷えによる)下痢.胃弱.頻尿.尿失禁)
※渋皮にタンニン(ポリフェノールの一種)、ビタミンA
・舞茸:性味/甘.微温 帰経/脾
効能/補五臓.補気.養身体(糖尿病/コレステロールの抑制と排泄.肥満予防.美肌)
※チロシナーゼ阻害物質(メラニン生成防止、美肌効果)
・もち米:性味/甘.温 帰経/脾胃肺
効能/補中.補気.健脾.止瀉.固表.止汗(疲労.自汗.下痢)
☆レシピ・文章・撮影協力
薬膳コーディネーター 柳瀬 文恵
薬膳効能加筆 なつめいろ
食材選びからテーブルコーディネートまでこだわりが詰まったお菓子教室を主宰しています。
ランチタイムには、身体に優しいおかずレシピも提供していますので、
バランスの取れた食生活を取り入れ、
心と身体ともに健康的な暮らしを目指しましょう。
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