なつめ レシピ「長芋と黒米の炊き込みごはん」
養生食 夏疲れにおすすめめの1品
長芋は、脾、肺、腎の気血水を補う養生に優れた効果があり、疲労回復や滋養強壮を目的に薬膳で用いられる食材です。
生で食べると口や肌がかゆくなる人は、加熱して食べると症状が和らぐ効果が期待できます。季節問わず、いろんな料理に使ってみてはいかがでしょうか。
腎の働きを高める黒米は、気力を補って血行を促進する作用があり、疲労回復や老化防止に期待できます。
ごはんを黒米と一緒に炊き込むことで、あずき色に色付き食欲もそそります。
黒米の黒い色素であるアントシアニンは抗酸化作用に加えて、眼精疲労も期待できます。
仕上げに黒ごま塩をちょっと潰しながら振りかけるのがおすすめです。
材料と作り方(2合分)
米 2合分黒米長芋 約150g
なつめチップ 大さじ1
1.米を洗い、土鍋に入れたら黒米と水を加えて30分浸水しておく。(炊飯器でも可能)
2. 1 に短冊切りにした長芋となつめチップを加える。
土鍋を中火にかけ、沸騰したら弱火にして10分火にかける。その後10分程蒸らす。
※レシピに使用しているなつめチップを詳しくご紹介しています。→【無添加のフリーズドライなつめ】
<食材の薬膳効能>
・長いも(山芋):性味/平 帰経/肺・脾・腎
効能/健脾、補気、滋陰、潤肺、和胃、調中、益精、固腎(疲労、倦怠、咳、頻尿、寝汗、自汗、口渇に適応)
・黒米:性味/平 帰経/脾・胃・腎
効能/健脾、補肺、明目、活血、補腎(疲労、自汗、貧血に適応)
・黒ゴマ:性味/甘・平 帰経/肺・脾・肝・腎・・・潰して食べると良い
効能/補肝、補腎、通便、潤燥、補血、益精(五臓の衰え、足腰の衰え、めまい、耳鳴り、白髪、便秘、脱毛に適応)
☆レシピ・文章・撮影協力
薬膳コーディネーター 柳瀬 文恵
薬膳効能加筆 なつめいろ
食材選びからテーブルコーディネートまでこだわりが詰まったお菓子教室を主宰しています。
ランチタイムには、身体に優しいおかずレシピも提供していますので、
バランスの取れた食生活を取り入れ、
心と身体ともに健康的な暮らしを目指しましょう。
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