なつめレシピ『牡蠣のバター醤油ソテー』

2022.09.09

牡蠣は、海のミルクと呼ばれるほど栄養価が高く、鉄、亜鉛、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルを豊富に含みます。それらのミネラルが、ホルモンバランスを整え、体に潤いを与えます。

特に含有量の多い亜鉛は更年期特有ののぼせやほてり、イライラを改善し、お肌の乾燥を防ぐ効果があります。また肝機能を高めて解毒を促すため、美肌効果も期待出来ますね。

＜食材の薬膳効能＞

・牡蠣: 性味/甘鹹.平　帰経/心肝腎

　効能/滋陰.補血.安神.補虚損（不眠.動悸.貧血/神経を鎮める.体力増強）

・にんにく：性味/甘.温　帰経/脾胃肺　

　効能/温中.健胃.止咳.化痰.宣覈.解毒.殺虫（下痢.食欲不振.風寒感冒.血便/抗菌.体力回復）※熱を加えたもの　

　※「生」は効能が違います

・バター：性味/甘.微寒　帰経/肝脾肺腎大小腸

　効能/補五臓.補気.補血.潤燥.止渇（咳.便秘.皮膚の乾燥.口中の腫れもの/五臓の働きを高める）

・レモン：性味/(甘)酸.平　帰経/肺胃　

　効能/生津.止渇.清熱.解暑.安胎.化痰（暑気あたり.水分不足.口渇.食欲不振.から咳.つわり.風邪/美肌）

約2人分

牡蠣（加熱用）　8-10個
片栗粉（牡蠣洗浄用）　大さじ2
塩こしょう　少々
片栗粉　大さじ　2
にんにくチューブ　2cm程
バター 10g
料理酒　大さじ1
なつめ醤油　大さじ1
レモン　1/8個

付け合わせのサラダ
ケール　1枚
ごま油　小さじ1
塩　少々
なつめチップ　小さじ1

1. ボウルに牡蠣と片栗粉を入れて優しくもみ込んだら、流水で洗いキッチンペーパーでしっかり水気を取る。

2. 塩こしょうで下味をつけたら片栗粉を全体にまぶす。

3. フライパンを中火で熱し、バターとにんにくを加える。そこに 2 の牡蠣を並べ、焼き色がついたら裏返し、酒を加えたら火を消してなつめ醤油を回し入れる。

4. 器にサラダを盛り、牡蠣を並べてレモンを添えたら完成。

※なつめ醤油とは

醤油になつめチップを漬け込んで、しばらく寝かせたものです。醤油になつめの甘さや成分が広がり

いろんなお料理に使えます。ドレッシングやタレとして。

クコの実・生姜や昆布などとブレンドするのもおすすめです。

☆レシピ・文章・撮影協力
薬膳コーディネーター柳瀬文恵

食材選びからテーブルコーディネートまでこだわりが詰まったお菓子教室を主宰しています。
ランチタイムには、身体に優しいおかずレシピも提供していますので、
バランスの取れた食生活を取り入れ、
心と身体ともに健康的な暮らしを目指しましょう。

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