なつめ レシピ 「 さくら のおにぎり」
まだまだ寒さが残る中、春を迎える準備を。
一足先に春を感じるおにぎりをご提案致します。とにかく混ぜるだけ。
桜の塩漬けとしその香りが食欲をそそります。しそは、発汗を促して冷えを取るため風邪で熱や寒気があるときに効果的です。しその特有の香りが気の巡りをよくし、ストレスやイライラにも有効です。
彩りも美しくなるので、ぜひお弁当メニューに加えて下さいね。
桜の葉や花にも効能があるようです。桜の「香り」には、鎮静作用・リラックス効果・睡眠促進に期待できるそうです。
材料と作り方(約2人分)
白ご飯 2膳分
桜の塩漬け 10本ほど
やわらかまるごとなつめ(韓国産) 2粒
大葉 4枚
1.桜の花びら4枚は水に10分程浸し塩抜きする。その後キッチンペーパーで水分を取る。残りの塩漬けは粗くみじん切りにする。
2.ボウルに温かい白ご飯を入れて、みじん切りにした桜の塩漬けと、やわらかなつめをちぎりながら加えて混ぜる。
3.三角おにぎりを作り、しそで巻く。桜の花びらを乗せて完成。
今回は「まるごとやわらかなつめ」を使っており、炊きあがった後に混ぜておりますが、炊飯の際に一緒に「なつめチップ」を入れて炊く。また「まるごとやわらかなつめ」を一緒に入れた状態で炊くのもおすすめです。
・うるち米:甘・平 帰経/脾胃
効能/補中.補気 .健脾.和胃(煩熱、口渇、吐き下し)
・卵(鶏卵参照):甘・平 帰経/肺脾胃心肝腎
効能/滋陰.潤燥.補血.安胎(貧血.口渇/体力回復.胎児安定)
・大葉(しそ):性味/辛.温 帰経/肺脾
効能/解表.散寒.行気.和胃.解毒(感冒.嘔吐.胃の不快感.腹の冷え・痛み.のどの詰まり感/解魚毒)
※しそアルデヒドは香り成分
※β-カロテン、Caは緑黄色野菜の中で一番多い
☆レシピ・文章・撮影協力
薬膳コーディネーター 柳瀬 文恵