なつめ レシピ 『 かぶ と 柿 のカルパッチョ風 』
旬の食材の柿で、秋の「乾燥」を緩和
晩秋 寒露(かんろ) 新暦10月8日頃
2024年は10月8日から10月22日まで。
寒露・・・二十四節気の第十七。
夜が長くなり露が冷たく感じる季節と言われる寒露。
実際はまだ暑さが残る気候の為、寒暖差があり体調を崩しやすい時期でもあるので、油断は禁物です。※夏の疲れを引きずった秋疲れに注意。
日中は暑くても確実に秋は訪れており、乾燥は始まっていますので、秋の食材を摂り入れていきましょう。
秋になると食べ頃になる柿は、肺を潤して乾燥による咳や喉の渇きを癒します。
柿にはビタミンCが豊富に含まれ、また果物に含まれる水溶性食物繊維は、腸内環境の改善にも有効です。
柿は生で食べ過ぎるとおなかを冷やす為、かぶのような温性の食材と一緒に頂くのがおすすめです。
材料と作り方
2人分 約8分
かぶ 小1個
柿 1/2個
なつめの実 1個 (ウイグル産なつめ使用)
オリーブオイル 大さじ1
塩 少々
ブラックペッパー 少々
1. かぶと柿の皮を剥き、厚さ5mm程度のくし切りにする。なつめの実は中央の種を取り除き薄くスライスする。
2. 器にかぶと柿となつめを交互に並べオリーブオイルをかける。塩とブラックペッパーを散らしたら完成。
※レシピに使用しているウイグル産なつめ →【なつめの実】
<食材の薬膳効能>
・柿:性味/甘渋.寒 帰経/心肺胃大腸
効能/清熱.解酒毒.潤肺.止渇(咳.吐血.口渇.口内炎.酒毒.血便.熱による下痢.二日酔い.発熱.痔/利尿)
・かぶ:性味/甘苦辛.温 帰経/脾肺
効能/補五臓.消食.降気.滋陰.開胃.温胃.止咳.解毒(胸腹部の冷痛.熱をもった腫れもの・できもの.黄疸.乳腺炎.口渇.便秘.消化不良.のぼせ)
※辛味成分:ITC(イソチオシアネート)
・棗:性味/甘.平(生薬としては温) 帰経/脾胃
効能/健脾.和中.補気.補血(疲労.食欲不振)
☆レシピ・文章・撮影協力
薬膳コーディネーター 柳瀬 文恵
薬膳効能加筆 なつめいろ
食材選びからテーブルコーディネートまでこだわりが詰まったお菓子教室を主宰しています。
ランチタイムには、身体に優しいおかずレシピも提供していますので、
バランスの取れた食生活を取り入れ、
心と身体ともに健康的な暮らしを目指しましょう。
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