
なつめ レシピ 『 ズッキーニとタコのバジルソースサラダ 』
長い夏です、心と体にやさしいメニューを
初秋 立秋(りっしゅう) 新暦8月7日頃
2025年は8月7日から8月22日まで。
立秋・・・二十四節気の第十三。
暦の上では夏の終わりを告げる「立秋」。しかしながら、残暑どころか盛夏が続いています。そして、そろそろ夏の疲れを感じる頃です。
そんなタイミングでこそ、身体も心も季節になじませる「薬膳」の知恵が役立ちます。夏の疲れを癒し、ちょっと丁寧に自分をいたわる時間を持ちませんか?
今回ご紹介するのは、夏野菜をたっぷり使い、バジルの香りが食欲をそそる一品です。
バジルには、不安感やイライラを鎮めるリラックス効果が期待できるほか、シソ科のハーブとして抗菌作用も強く、風邪や気管支炎などの予防にも効果があります。バジルソースを夏の薬味として常食するのもおすすめです。
それでも、ふとした風に秋を感じる瞬間や窓から差し込む光に「なんとなく秋だな」と感じる日が増えてくるかもしれません。まだ蝉の声が響いているけれど、空気の質が少し変わったような…。「立秋」、季節の移り変わりの第一歩に巡り合いますように。
※バジル:気を巡らせる作用があるので、食欲不振・消化不良・お腹の張りに利用します。血の巡りもよくなるため、生理不順・更年期の方にも適しています。妊婦さんは特に初期に控えてください、子供さんは加熱したものを。
材料と作り方
約2人分 約10分
ゆでたこ 約50g
ズッキーニ 1本
トマト 1個
なつめチップ 大さじ1
〈バジルペースト〉
バジル 50g
オリーブオイル 100から120ml
にんにくチューブ 大さじ1
お好みナッツ 20g
パルメザンチーズ 大さじ3
レモン果汁 小さじ1
1. バジルペーストの材料をブレンダーで攪拌したらジャム瓶などの保存容器に移す。
2. ズッキーニは厚さ5mmほどの半月切りにし、トマトは食べやすい大きさのくし切りにする。ゆでたこも食べやすい大きさ2cm角程度にカットする。
3. 大きめのボウルに2の材料を入れたらバジルペーストを大さじ1加えてよく混ぜ合わせる。器に盛り付けたらなつめチップを散らして完成。
※レシピに使用しているなつめチップを詳しくご紹介しています。→【無添加のフリーズドライなつめ】
<食材の薬膳効能>
・ズッキーニ:性味/甘.寒 帰経/脾腎
効能/清熱.生津.通淋(暑気あたり.軽い口渇/胃潰瘍予防)
・たこ:性味/甘鹹.涼 帰経/脾肝
効能/補気.補血.強筋骨.収斂,生肌 (高血圧.口内炎/血栓予防.美肌)
・トマト:性味/甘酸.微寒 帰経/肝脾胃
効能/生津.止渇.涼血.平肝.健胃.消食.解暑(口渇.高血圧.食欲不振.煩渇/体力回復)
・ニンニク:性味/辛.熱 帰経/脾胃肺
効能/温中.健胃.止咳.化痰.宣覈.解毒.殺虫(下痢.食欲不振.風寒感冒.血便/抗菌.体力回復)
※熱を加えたものは効能が違います
・棗:性味/甘.平(生薬としては温) 帰経/脾胃
効能/健脾.和中.補気.補血(疲労.食欲不振)
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☆レシピ・コラム・撮影協力
薬膳コーディネーター 柳瀬 文恵
Instagram→yana_cafe
★コラム文章加筆・薬膳効能 なつめいろ
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