冬を健やかに乗り切るために

忙しい年末年始に負けない心と体

いつもありがとうございます。

あっという間に年が変わりますね。12月から1月にかけては行事が多く、「準備」に追われて気が抜けない時期。気疲れしてしまうこともあると思います。さらに本格的な冬を迎えるので、忙しい毎日に負けないように気をつけたいところです。

どうしても無理をしなければならない時は、「ご褒美」と考えて、体力のつく食材をしっかり摂りましょう。

冬は東洋医学で「腎」の季節とされています。腎は骨とも深くつながっています。骨を強くする方法のひとつに日光浴があります。夏は暑さで難しいですが、冬こそ日光浴を取り入れてみてください。

参鶏湯で季節を乗り切る力を

「棗（なつめ）」という名前だけでは馴染みが薄いですが、韓国料理の参鶏湯（サムゲタン）に入っている赤い実と説明すれば、すぐにイメージしていただけますね。

参鶏湯は鍋料理なので冬のイメージが強いですが、実は韓国では夏の「暑気払い」として食べる習慣があります。日本で夏に土用の丑の日にウナギを食べて夏バテ防止を願うのと同じように、韓国では一番つらい時期に参鶏湯を食べて体力を補うのです。

だからこそ、冬にパワーアップするための料理としても理想的な一品だと言えます。高麗人参は手に入りにくいですが、鶏肉や棗などの食材からも十分に力をもらえます。

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