なつめレシピ「ゴーヤと白胡麻の和え物」
ゴーヤと白胡麻の和え物
苦瓜(ゴーヤ)はビタミンCがとても豊富で、筋肉の収縮を調整し不足すると体の動きが悪くなるカリウムも多く含んでいます。
独特の苦味のもとはモモルデシン。胃液の分泌を促して食欲を増進させるほか、肝機能を高めたり、血糖値を下げるなどの効果も期待出来ます。
主に外皮と実の部分を食用にしますが、茎、葉、皮、種すべて漢方では薬として使用されてきました。そして、夏野菜の多くは体内の余分な熱を取る作用がありますが、中でも苦瓜はその効果が高く夏バテに効果的な食材です。
また、胡麻は良質なタンパク質、不飽和脂肪酸などの脂質、カルシウム、鉄などのミネラル類を豊富に含み、滋養強壮作用がある食べ物として知られています。油分が多く、皮膚の乾燥や便秘にも効果的。
ごま油で食欲が増しますが、体を冷やし過ぎないよう食べ過ぎにはご注意下さいね。
<材料>約2人分
・ゴーヤ 1/2~1本
・塩 小さじ1
・ごま油 小さじ1
・すり胡麻 適量
・なつめチップ 適量
<手順>
1.薄くスライスしたゴーヤを塩もみして、水分を出し苦味を和らげる。
2. 1 にごま油、すりごまを混ぜ、手で細かく砕いたなつめチップを和えて完成。
☆レシピ・文章・撮影協力
薬膳コーディネーター 柳瀬 文恵
食材選びからテーブルコーディネートまでこだわりが詰まったお菓子教室を主宰しています。
ランチタイムには、身体に優しいおかずレシピも提供していますので、バランスの取れた食生活を取り入れ、心と身体ともに健康的な暮らしを目指しましょう。
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