
なつめ レシピ『 鶏肉 と ひじき の つくね風豆腐ハンバーグ 』
食事で血を補い、「心」を養い気持ちを安定させていくことがとても大切な時期です。
初夏 立夏(りっか) 新暦5月5日頃
2025年は5月5日から5月19日まで。
立夏・・・二十四節気の第七。
夏の始まりにあたる立夏。この日は春分と夏至のちょうど中間です。 5月に入り、少し夏めいてくる頃ですね。 暑い日があったり、雨が続いたりの日々ですが、暦上では夏が始まります。
- 心臓の負担が増えるとも言われています。激しい運動は避け、ゆっくりとした運動を心がけましょう。そして運動後は、冷たい飲み物ではなく、常温の水分やミネラルを補給しましょう。(なつめ茶はミネラルが豊富です!)
今回ご紹介するのは、とろみのあるタレを絡ませたつくね風豆腐ハンバーグ。お子様も喜ぶ、とても簡単でごはんがすすむ一品です。
乾燥ひじきは年中食べることが出来ますが、「ひじき」は春の旬食材です。
血を補って貧血や乾燥肌の改善、抜け毛を予防します。血行を促進して水分代謝を高め、むくみの改善にも効果的です。
また、ひじきは精神安定に良い食材、心(しん)を養う食材です。「養心(ようしん)」と言い、精神的に安定させてくれる効果を期待することができます。
様々な栄養素が豊富なひじきを食べて、心も体も元気になりましょう。
-
材料と作り方
約4個分 約20分
【生地】
鶏ひき肉 150g
木綿豆腐 100g
芽ひじき 大さじ1
生姜 約5g
なつめチップ 大さじ1
塩 少々
⚫︎油 大さじ2
【たれ】
水 大さじ2
醤油 大さじ2
片栗粉 大さじ1
酒 大さじ1
みりん 大さじ1
砂糖 大さじ1
なつめチップ 少々
1. ボウルにたっぷり水を用意し乾燥ひじきを入れて5分から10分もどす。生姜はみじん切りにする。2. 【たれ】の材料を小さめのボウルに全て入れてよく混ぜ合わせる。
3. 【生地】の材料を大きめのボウルに全て入れて3分程こねる。4等分にして楕円形にする。
4. フライパンに油を回し入れて中火にかける。3. の生地を並べて3分程焼く。裏返してから蓋をして4分程蒸し焼きにする。
5. 蓋を取り【たれ】の材料を加えてゴムベラでよく絡めてとろみが付いたら火を消す。器に盛り付けたら完成。
※レシピに使用しているなつめチップを詳しくご紹介しています。→【無添加のフリーズドライなつめ】
<食材の薬膳効能>
・芽ひじき:性味/苦鹹.寒 帰経/肝腎
効能/軟堅.消炎.清熱.栄髪.補血.養心(貧血/血栓予防.動脈硬化予防)
※甲状腺ホルモンの分泌促進、骨粗鬆症、精神安定、不眠など
(ひじきは食物繊維が豊富で消化が悪い、お腹が張る原因となることがあります。よく噛んで食べましょう)
・鶏肉(にわとりにく):性味/甘.温 帰経/脾胃
効能/温中.補気.益精.填髄.降逆(体力の低下.食欲不振.冷えによるげっぷ.しゃっくり.嘔吐)
・豆腐:甘.涼 帰経/脾胃大腸
効能/生津.潤燥.清熱.解毒.通乳(津液不足.口渇.下痢.湿疹後の清熱.母乳不足)
・生姜:性味/辛.温 帰経/脾胃肺
効能/化痰.止咳.解表.散寒.健脾.解毒.温中.止嘔(風寒感冒.嘔吐.冷えによる下痢.食欲不振.乗り物酔い.つわり
・棗:性味/甘.平(生薬としては温) 帰経/脾胃
効能/健脾.和中.補気.補血(疲労.食欲不振)
●なつめいろからのお知らせです。
★5~6月の出店のお知らせ(横浜)⇒ 詳しくはこちら
☆レシピ・文章・撮影協力
薬膳コーディネーター 柳瀬 文恵
Instagram→yana_cafe
★コラム文章・薬膳効能加筆 なつめいろ
なつめいろInstagram→natsumeiro