なつめのハナシ

棗(なつめ)は昔から食用や生薬として、人の生活に密着した果実です。
日本では飛騨地方で食卓に並んだり、韓国ではスープやお茶に、
中国ではお茶請けのお菓子としてこのアジアでは欠かせないものです。
しかし、日本人が一番ピン!とくるのが茶器の「棗(なつめ)」ではないでしょうか。
そうです、この棗(なつめ)の形に似ているところからこの名がついたそうです。

Jujube has been used for a long time as food and medicine.
It has been an indispensable part of the meal in Hida, which is the northern portion of Gifu Prefecture in the Chubu region of Japan.
It also has been used as an ingredient of soup and tea in Korea; and in China, an ingredient in porridge as well as a kind of snack.
In Asia, Jujube has been cultivated for over 4,000years and is familiar to Asians.

生薬として優秀

東洋医学においても重要視されている果実で、五行では五果に属し
「李、杏、棗、桃、栗の果物は五臓の働きを助ける」といわれており、
なつめは「脾の果」と別名があるほど、お腹にとって必要な生薬として使われています。
時代を遡ると、奈良時代の頃には既に伝来していたと考えられ、平安時代の薬学書「本草和名」にも登場しています。
中国には「一日食三棗、終生不顕老」=なつめを1日3つ食べると老いない
という言葉があるほど老化防止としても古くより用いられました。
あの美女で有名な楊貴妃も一日三粒のなつめを召し上がっていたとか。

Jujube as Oriental Medicine
In the five elements of oriental medicine, Jujube that belongs to yellow zone is essential for spleen.
Moreover, there is a Chinese proverb that goes, “Eating three Jujubes a day can keep you young forever.”
Yang Guifei, one of the Four Greatest Beauties of China, has eaten jujube to keep her youthful appearance.

経済的にも優秀

「桃、栗3年、杏は4年、梨は5年、棗(なつめ)は1年」と言われるぐらい
毎年実をつけるので、お金になりやすい果実として重宝されてきました。

Economic Effects of Jujube
Jujube has been cultivated once a year.
So it has helped improve economic stability.

このページのトップへ