なつめのチカラ

■ なつめは、大棗(たいそう)として漢方薬ではメジャーな生薬

なつめの成熟した果実を乾燥させたものを「大棗(たいそう)」といい、漢方の生薬として幅広く利用されています。 
また、甘味を持つことから苦味のある漢方薬と組み合わせる事が多く、身近な漢方薬では「葛根湯(かっこんとう)」などに使用されています。
また、薬膳料理にも使われています。 

■ なつめの成分

なつめには、カリウムをはじめとするさまざまな成分が含まれています。
 

100gあたり カリウム 葉酸 亜鉛 マグネシウム カルシウム
なつめ(大棗) 810mg 140μg 0.8mg 39mg 65mg
プルーン(乾燥) 480mg    3μg 0.5mg 40mg 39mg
バナナ 360mg   26μg 0.2mg 32mg  6mg
りんご 100mg    5μg Tr(微量)  3mg  3mg
ほうれん草 490mg 110μg 0.7mg 40mg 69mg
 
100gあたり 鉄分 たんぱく質 ナイアシン パントテン酸 食物繊維
なつめ(大棗) 1.5mg 3.9g 1.6mg 0.86mg 12.5g
プルーン(乾燥)   1.0mg 2.5g 2.2mg 0.32mg 7.2g
バナナ 0.3mg 1.1g 0.7mg 0.44mg 1.1g
りんご Tr(微量) 0.2g 0.1mg 0.09mg 1.5g
ほうれん草 0.9mg 2.6g 0.3mg 0.13mg 3.6g



特に女性の妊活・妊娠や出産後に必要とされる栄養素、いつまでも美しくいる為に必要なビタミンやミネラルが多く、そしてバランスよく含まれています。

■ なつめの効果・効能

【カリウムのむくみ解消と利尿作用】
果実の中でもカリウムが豊富ななつめ。カリウムは細胞内液(細胞内の体液)に存在し、
細胞外液(血液やリンパ液など)に存在するナトリウムとバランスを取りながら細胞や血圧を調整しています。
ナトリウムの取りすぎがむくみや高血圧を招きますが、カリウムは過剰に取りすぎたナトリウムを体外に排出させる効果があります。
塩分を取り過ぎている生活には、このなつめのカリウムがとても効果的です。

【造血のビタミンといわれる葉酸が豊富】
葉酸が豊富ななつめ。葉酸はビタミンB郡の一種で、ビタミンB12と共に赤血球の生成を助ける働きをしていることから「造血のビタミン」といわれています。
貧血予防に効果があることはもちろん、妊娠→出産においても必須のビタミンです。
また、葉酸は胎児の神経管閉鎖障害の予防効果があると厚生労働省が発表し、
妊娠時の葉酸摂取を働きかけています。葉酸が豊富ななつめは、「美容」「健康」「妊娠」「出産」など女性の生活を応援する果実です。

【妊娠時に必要な栄養素が勢揃い】
よく妊娠時に必要な栄養素として「葉酸」「亜鉛」「鉄」「マグネシウム」「カルシウム」が有名です。これらの栄養素をバランスよく、
いつもより多く摂取することが望ましいですが、これを同時に摂取できるのが「なつめ」なんです!
さらに便秘解消に効果がある食物繊維、抗ストレス作用があるパントテン酸も豊富なこともあり、妊娠時から出産後にかけて心と体を助ける栄養素が揃っています。
また、海外の医学雑誌「journal of Obstetrics and Gynaecology」の調査によると、妊娠9カ月目に棗(なつめ)を意識的に食べていた妊婦は、食べていない妊婦と比較して分娩(ぶんべん)台にいた時間が平均7時間も短かったというデーターもあるようです。まさに安産の果実!

 

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